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さようなら、プリンス



突然のことで驚いた。

なぜプリンスは、57歳という年齢で死ななきゃいけないんだろう?
今日はそんなことを考えた1日だった。
いくら考えたからといって答えが導かれるわけじゃないというのはわかるけれど、でも考えないわけにはいかなかった。

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僕はプリンスに対して、「死に遠い存在」というイメージを持っていた。私生活の情報が少ないからどんな生活を送っているのかよく判らないし、一般には音楽の天才という人間離れした存在、完璧な偶像として作り上げられていたから、ずっと生き続けているような人と僕は何となくそう思っていた。

彼の音楽は常に挑戦的で濃密だった。そして追随を許さないほど完璧な音楽だった。
だからこそ、プリンスの音楽が誰にも理解されなくても、自分はその完璧さを絶対に理解してやるぞ!みたいな、ちょっと屈折した気構えで、僕は彼の音楽を聴いていた。
そのおかげでというのもおかしいが、彼のおかげで耳が鍛えられたと思う。

彼は音楽に対してだけではなく、ファンに対しても挑戦的だったのかもしれない。
「この音楽は心血を注いで作ったんだ。どうだ、君たちは、僕と同じ気構えを持っているのか?」
ニューアルバムが出る度に、プリンスのそんなメッセージみたいなものがなんとなく聞こえてきそうだった。

彼のコンサートに最後に行ったのは、もう十数年前(2002年)だけど、その光景は鮮明に覚えている。
武道館のステージで嬉しそうにパフォーマンスしていた。89年の「ラブセクシーツアー」のときのちょっと先鋭的なプリンスに比べ、2002年のプリンスには、表情やしぐさから温かみがあった。
ステージ上で彼は、客席に向かって手招きをした。「ステージに上がっておいでよ」と。
何十人という客は喜んでステージに上がり、プリンスの歌に合わせて踊った。そのファンの姿を見ながらプリンスは、とても嬉しそうだった。
音楽とファンを心から愛していたんだろうな。

ご冥福をお祈りします。




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